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サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ






ワンコ~

一瞬でいいから止まっておくれ!






          ン?

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カシャッ!




構図も何もあったモンじゃないが精一杯。






☆     ☆     ☆






本の紹介は、読了してからやるもんだ。




あぁだけど、この興奮を

一刻も速く報せたい!






上巻の第1部、ちょうど百ページを

読んだところですが、これは本当に面白い!






サピエンス全史


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文明の構造と人類の幸福


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「難しそう」に見えますよね

でもその先入観、ぶん投げてOK




きっと原文も

平易な文章で書かれているのだろうけれど

訳が滑らかで、とても読みやすい。






私の思い描く、この世の楽園に

ホモ・サピエンスはいない。




地球という星の中で

人類だけがノイズだ。




もう既に、破壊の限りを尽くし

他の動植物の多くを絶滅させた人類が

一人残らずこの世から消え失せれば

また長い時間をかけて

地球は自然のバランスを取り戻す。




でも、それはいつだろう?




早くしなければ、その回復力さえ失ってしまう。

そんな風に考える自分がいる。






だけど・・・そもそも何故

人類だけが突出して

この自然の流れから乖離した存在になり

おのれ自身の居場所を自ら崩壊させる

そんな生き物になってしまったのか

それが、ずっと謎だった。




この本には、その答えが書かれている。






一般に、遺伝子の突然変異なしには

動物の社会的行動に重大な変化は起こりえない。




そしてそれには、数百万年単位の

長い時間を要するので、環境も変化に対応でき

大きなダメージが全体に波及する事はない。




チーターの狩猟能力の向上に合わせて

ガゼルの逃げ足も速くなる、といった風に。






しかしホモ・サピエンスだけが

「架空の事物について語る能力」

を持ったことが、劇的な転換点となった。






神や

国や

宗教という架空の物語を旗印にして

見知らぬ者同士が協同するようになった。




これはゆっくりと進む遺伝子進化の一車線に

いきなり追い越し車線が作られたようなもの。

環境が対応する時間など、全く無かった。






☆     ☆     ☆






こんな事を書くと

夢も希望もなく

あなたも私も早く退場しろって話でしょ?

そう思われるかも知れない。

しかし、この本の主旨は違う。






・狩猟採集民の拡がりに伴う

 絶滅の第1波に続いて




・農耕民の拡がりに伴う

 絶滅の第2波が起こった




・この絶滅の波は

 今日の産業活動が引き起こしている

 絶滅の第3波を理解する上で

 貴重な視点を与えてくれる




・私たちは、自分が生物史上

 最も危険な種である事を認め




・もっと多くの人が、絶滅の

 第1波と第2波について知るならば




・自分が起こしている第3波について

 無関心ではいられないだろう




・すでにどれほど多くの種を

 根絶してしまったかを知れば




・今なお生き延びている種を

 守ろうという動機が強まるかもしれない。



そのための、一縷の望みの書。




ここまで長々とお読み下さった方々に

心から御礼申し上げます。













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